「“THE・営業”はやってこなかった」。年間200本超を手がける番組制作会社が、ゼロからの新規開拓に選んだ伴走者
『マツコの知らない世界』『踊る!さんま御殿!!』——誰もが一度は目にしたことのある番組を、30年以上にわたって手がけてきた株式会社シオン。日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京といった主要放送局向けに13本のレギュラー番組と年間200本を超える番組を制作し、現在は東証一部上場企業グループの一員として326名の専門スタッフを擁します。
そんな同社がいま力を入れているのが、テレビ番組制作で培った「伝える技術」を、企業のマーケティング領域へ展開していく新規事業です。しかし、そこで直面したのは「これまで“THE・営業”という営業活動をやってこなかった」という、制作会社ならではの壁でした。
新規開拓をゼロから立ち上げるパートナーとして、なぜCOELUを選ばれたのか。率直にお話をうかがいました。(取材・文:COELU広報チーム)
1. 30年以上、テレビの第一線で。世界基準の制作力
——御社について、事業内容について教えてください。
当社は東京を拠点に活動する、コンテンツ制作の専門会社です。
これまで30年以上にわたり、数々の受賞歴のある番組や人気バラエティ番組を手がけてきました。現在も、日本テレビ・TBS・フジテレビ・テレビ朝日・テレビ東京といった主要放送局向けに、13本のレギュラー番組と年間200本を超える番組制作を行っています。
また、テレビに限らず、企業映像やCM、配信コンテンツ、デジタルメディアなど、多角的なコンテンツ開発にも力を入れており、制作会社として幅広いジャンルでの実績があります。
さらに、250社を超える芸能事務所とのネットワークを活かし、番組や映像に必要なキャスティング提案も可能です。現在は東証一部上場企業グループの一員として、326名の専門スタッフが在籍しており、国内外問わず通用する「世界基準の制作力」を強みとしています。
2. テレビの企画力を、企業のマーケティングへ
番組制作で培った企画力・構成力・演出力は、いまBtoBの映像制作やキャスティングの領域へと広がっています。
——紹介できる実績がございましたら教えてください。
当社の事業の根幹は、テレビ番組の制作にあります。
これまでに『マツコの知らない世界』『踊る!さんま御殿!!』など、多くの人気番組を手がけてまいりました。こうした第一線の現場で培った企画力・構成力・演出力が、現在の事業全体を支える基盤となっています。
その延長線上で展開しているのが、キャスティングサービスです。長年の制作実績と、250社を超える芸能事務所とのネットワークを活かし、CLIO様×マツモトキヨシ様の販促施策では村重杏奈さんのキャスティングを実施。テレビ品質のプロモーションを、企業様のマーケティングにも展開しています。
また、東京海上日動様の採用動画、パナソニック様の商品PR動画といったBtoB映像制作でも実績多数。視聴者目線とエンタメ要素を取り入れた構成により、高い満足度をいただいております。
——どういう企業のどういう課題を解決できるのでしょうか。
「伝えたいことがある。でも、どう伝えれば届くのか分からない。」
そんな企業様に、私たちは“動画”という手段でサポートしています。
実は、動画の力って想像以上に大きいんです。記憶に残りやすく、感情にも訴えかけやすい。でも、まだ多くの企業が十分に活用できていないのが現実です。
私たちは30年以上テレビの現場で培った「伝える技術」があります。だからこそ、企画・撮影・編集はもちろん、誰に届けるか・どう届けるかまで一貫して支援できます。
さらに、グループ会社のクリーク・アンド・リバー社ではYouTubeやSNSの運用にも強みがあり、「作って終わり」ではなく、「成果が出るまで」伴走できる体制があります。
伝える手段に迷われているなら、ぜひ一度ご相談ください。
【編集部注/POINT】
「伝えたいことはある。でも、どう伝えれば届くのか分からない」——BtoB企業の多くが抱えるこの課題に、シオン様は30年分の「伝える技術」で応えています。作って終わりではなく成果が出るまで伴走できる体制は、テレビの現場で結果を求められ続けてきた制作会社ならではの強みです。

インタビューの様子
3. 「新規開拓をゼロから一緒に並走してくれるパートナーを探していた」
ここからは、営業支援を外部に委託するに至った背景について。制作会社としての強みと、営業組織としての課題は別のものでした。
——今回、営業コンサル・営業代行を依頼しようと思われた理由や背景を教えていただけますか?
実はこれまで、いわゆる“THE・営業”という営業活動はあまりやってこなかったんです。
なので、新規開拓をゼロから一緒に並走してくれるパートナーを探していました。
また、ちょうど社内でいくつか新サービスの立ち上げも進んでいて、まだPMF(プロダクト・マーケット・フィット)の段階ということもあり、ターゲット設計や営業戦略をきちんと作り込んでいきたいと思い、今回ご相談させていただきました。
【編集部注/POINT】
制作力や技術力で選ばれてきた企業ほど、「営業をしてこなくても仕事があった」という状態が長く続きます。しかし新規事業のフェーズでは、待ちの姿勢では市場に届きません。COELUがこうした企業のご支援で最初に取り組むのは、架電そのものではなく「誰に、何を、どう伝えるか」の設計です。
4. 決め手は「難しい言葉を使わずに説明してくれた」こと
複数社の比較検討。最終的にご判断いただいたポイントは、提案の巧みさではありませんでした。
——今回複数社比較検討されていたとお聞きしていますが、その中で弊社に依頼してくださった理由を教えていただけますか?
なにより、単なる外注先というよりも、「一緒に事業をつくっていけそうなパートナー」だと感じられたことが、お願いする決め手となりました。
COELUさんでは、きっといろんな事業フェーズの企業とご一緒されているんだと思うんですが、弊社のような「これから営業を強化していくぞ」という会社に対しても、難しい言葉を使わずに、すごく丁寧に説明してくれたのも印象的でした。安心して一緒に進められそうだなと思いましたね。
【編集部注/POINT】
営業支援の商談では、専門用語が飛び交いがちです。SQL、SAL、ナーチャリング、パイプライン——これらを並べれば専門性は伝わりますが、これから営業を立ち上げる企業にとっては判断材料になりません。COELUのバリューにある「顧客の導き手であれ」は、相手の言葉で話すところから始まると考えています。
5. 「ひとりじゃない」と感じられた
支援開始後の実際の運用について。課題にぶつかったときの動き方をうかがいました。
——今回の営業支援に関して、ご満足いただけておりますでしょうか?
とても満足しています。何か課題にぶつかった際にも、営業支援講座やミーティングなどをすぐに提案してくださり、状況に応じて柔軟に動いていただけるのがとてもありがたかったです。
急ぎの相談にもSlackやお電話ですぐに対応してくださり、「ひとりじゃない」と感じられてとても心強かったです。また、実際に商談の機会も増えてきており、成果面でもしっかり支援していただいている実感があります。
【編集部注/POINT】
初めて営業組織を立ち上げる企業にとって、最も心細いのは「これで合っているのか分からないまま進む」時間です。COELUが営業支援講座(サービス名:AQ Bootcamp)や臨時のMTGを組むのは、実行の代行だけでなく、判断の伴走までを役割だと考えているからです。
6. 「社外の人ではなく、“仲間”という感覚」
外部パートナーとの距離感について。率直な印象をうかがいました。
——弊社の印象をお聞かせいただけますか?
ディレクターの方を始め、皆さまの人柄の良さがにじみ出ており、気軽にご相談もでき、本当に細かな要求も素早く対応していただきました。「社外の人」という他人行儀な感覚ではなく、プロジェクトを共に進める“仲間”という感覚でした。実際にお会いした際にも良い意味でギャップがなく非常にポジティブな印象を持っています。
——弊社の魅力はどういったところにあるとお考えでしょうか?
やっぱり一番感じたのは圧倒的なスピード感ですね。ご連絡に対する返信の速さはもちろん、施策の展開や改善のサイクルもすごく早くて、正直驚きました。ビジネスにおいてスピードって信頼に直結する部分もあると思っていて、「弊社にちゃんとリソース割いてくれてるんだな」と、すごく信頼につながりました。
【編集部注/POINT】
スピードは、それ自体が能力であると同時に、相手への姿勢の表れでもあります。「ちゃんとリソースを割いてくれている」と受け取っていただけたことは、COELUがバリューに「早く、速く——速さを信頼の礎とし、競争力を最大化させる」を掲げている理由そのものです。
7. どんな企業に勧めたいか
最後に、これから外部パートナーの活用を検討される企業へのメッセージをいただきました。
——弊社を勧めたい企業様のイメージはございますか?
そうですね、SaaS系企業でリードジェネレーションを本格的に行っているような会社さんにはもちろん相性が良いと思いますが、これから特定の事業で新規開拓を始めたい企業さんや、アウトバウンドを強化したいと考えているフェーズの企業さんにも非常におすすめです。
あくまで弊社への支援内容から感じたことですが、「今ある仕組みを運用する」というよりも、ゼロから仕組みを一緒に作っていく、寄り添って伴走してくれるという印象なので、初期フェーズの方にもマッチするんじゃないかなと思います。
編集後記
すでに営業の型がある企業の効率を上げるのと、型そのものを一緒に作るのとでは、求められる役割がまったく違います。30年間、企画を生み出し続けてきた制作会社が、新しい領域でもう一度ゼロから立ち上げる。その隣に置いていただけたことを、私たちも光栄に思っています。
シオン様、顧客事例インタビューのご協力、誠にありがとうございました。